松本人志「アッコさんのパワハラ好きだし」発言 広がるテレビと視聴者のズレ

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   和田アキ子さん(66)による、出川哲朗さん(52)への「狩野電話パワハラ」騒動。2017年2月5日の「ワイドナショー」(フジテレビ系)では、ダウンタウンの松本人志さん(53)が「パワハラでしょ」と認めつつ、バラエティー番組ならではの事情を理由に、持論を述べた。

   2月2日の「バイキング」(フジテレビ系)で和田さんは、「ハラスメントの意味が違うと思うんですけど」と主張し、「アッコにおまかせ」(TBS系)の1月22日放送前、出川さんに「電話するかもわからへんで~」などと事前通告していたため、ハラスメントではないと主張した。「ワイドナショー」では、この話題について取り上げた。

  • 松本人志さんが持論を語った(左は16年11月撮影)
    松本人志さんが持論を語った(左は16年11月撮影)
  • 松本人志さんが持論を語った(左は16年11月撮影)

「バラエティーでは、ある種、必要悪」

   「ワイドナショー」で、最初に話を振られたのは、小籔千豊さん(43)。「出川さんがたぶん一番嫌がってると思うんですよね」と切り出す。一連のやり取りを嫌だと感じたなら、番組降板や和田さんへの訴訟をすればいいと言い、一連の騒動はネットで騒ぎ立て、和田さんや出川さんを責める人による「ネトハラ(ネットハラスメント)」ではないかと指摘した。

   MCの東野幸治さん(49)が松本さんに意見を求めると、「パワハラでしょ」とバッサリ。事前に電話するかもと伝えていた、との主張もパワハラで、仮に番組終了後、出川さんに「パワハラじゃないよな!」と同意を求めたとしたら、それもパワハラになると説明する。

   しかし、笑いに包まれるスタジオで、松本さんはこう続ける。

「ただ......パワハラ、ダメなんですか?」

   会社や学校は別として、バラエティー番組において、パワハラは「ある種、必要悪」だというのだ。

「僕はアッコさんのパワハラ好きだし、嫌な気しないし......」

   ジャングルのような芸能界で、「ゴリラ」のような和田さんは力強い存在だ。あくまでテレビ番組内での構図であり、一般的な「パワーハラスメント」とは違う枠組みで考えようとの意見だ。

「そのパワーやめてくれってのは......なんやったら、コレ(ゴリラのように両手で胸をたたくポーズ)しよるわけですから」
姉妹サイト