日本維新の会が次期衆院選の候補者として、元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏(41)を擁立する方針を固めたと、日本テレビのニュースサイト「日テレNEWS24」が2017年2月5日に報じた。
報道によると、長谷川氏は千葉1区での擁立で、6日に馬場伸幸幹事長と、千葉市内で会見にのぞむという。長谷川氏本人もブログで、あす記者会見を行うと告知している。
ブログで千葉県庁で会見を行うと告知
長谷川氏は1999年にフジテレビへ入社し、2012年に退社。その後はフリーアナウンサーとして、「バラいろダンディ」(TOKYO MX)、「ニュースリアルFRIDAY」(テレビ大阪)のメインキャスターなどを務めたが、16年9月の人工透析患者をめぐるブログ投稿が問題視され、全レギュラー番組を降板することになった。
今回の擁立報道について、維新側から発表はないが、日本維新の会の「大阪府内市町村議会議員・首長団の長」でもある、大阪市の吉村洋文市長は17年2月5日、
「長谷川さんは、日本の硬直した政治体制に強い問題意識を持っておられる。是非、維新の仲間として、頑張って頂きたい」
との応援ツイートをしている。
出馬についてかは不明だが、長谷川氏が6日に会見をするのは事実のようだ。5日にはブログで、
「色々とご心配をおかけしたが、ずっと動いていたことのご報告です。明日の14時から下記URLでご覧いただけます。生中継です。もしお時間のある方はご覧ください」
と、記者会見を告知している。動画配信サイトでの番組説明には、
「一部報道で出たとおり、長谷川豊の今後について、記者会見を開きます。2月6日(月)の14時から生放送させていただきますので、よろしければそちらをご視聴ください」
と書かれているが、具体的な内容については触れられていない。
J-CASTニュースは5日午後、長谷川氏本人に電話取材し、報道が事実なのか聞いた。しかし、「あす14時から千葉県庁で記者会見をする」こと以外は伝えられないといい、その詳細や出馬報道の真偽については、「言えない」との答えが返ってきた。