JASRAC「SNS上の歌詞はプラットフォームに対応を要請」
では、仮にSNSやブログ上に「歌詞」を無断で引用したまま放置していた場合、JASRACから直接料金の支払いなどを求められるケースはあるのだろうか。JASRAC広報部はJ-CASTニュースの取材に、
「基本的には、サービスを提供しているプラットフォーム側に対応をお願いする形になります」
と話す。実際、担当者によれば、個人のネットユーザーがプラットフォームを通じて歌詞や楽曲を無断アップロードしたケースについて、JASRACが「直接」対応を求めた例はこれまでにないという。
なお、ブログサービスや動画配信サイトの中には、運営側がJASRACと一括契約を結んでいるものもある。例えば、アメーバブログやYahoo!ブログ、Youtubeやニコニコ動画などがその対象だという。その場合は、
「JASRACとして、歌詞や楽曲のアップロードを問題視することはありません。ただ、レコード会社や放送局など、別の著作権者がアップロードされた動画などの削除を要求する場合はあります」(JASRAC広報部)
という。