シアトル在住日本人に聞いた 「難民雇用でスタバ不買運動」の実相

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現地日本人「不買運動は聞いたことが無い」

   今回の騒動は海を超えて日本のネット上でも注目を集めており、ツイッターには、

「普段は飲まないが、明日スタバ飲む」
「難民雇用計画は、企業として社会に貢献する優れた手段だと思ったけど、トランプ派からすれば不買運動になっちゃうのか」
「難民の前に国内の失業者を雇用しろという意見は妥当だと思う」
「スタバの不買運動、移民に職を奪われるという危機感のためか。日本人の感覚からは遠い話だな」

といった投稿が寄せられている。日本語のかきこみでも、「不買運動」や「購入運動」を始めたと宣言するユーザーも出ていた。中には東京都内の店で買った、と購入運動を報告する人もいた。

   このように、世界中のネットユーザーから注目を集めている今回の騒動を、現地に住む日本人はどのように見ているのだろうか。米スターバックス本社があるシアトル在住の40代の日本人女性は2月2日のJ-CASTニュースの取材に、

「こうしたニュースは盛んに取り上げられていますが、実際に周りで不買運動をしているという話は聞いたことがないですね。シアトルはトランプ氏に反対する人が多い地域なので、その影響はあるかもしれませんが、SNSでの過剰な盛り上がりにはちょっと違和感も覚えます」

と話した。

   なお、スターバックスの日本法人「スターバックスコーヒージャパン」の広報担当者は2日のJ-CASTニュースの取材に、今回のシュルツ氏の「難民雇用計画」について、

「現時点では、国内での対応については何も決まっていません」

としている。

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