最近、野生鳥獣の肉「ジビエ」が注目を集めているが、千葉県は、県内で捕れたイノシシやシカなどの新鮮な肉料理を味わえる「房総ジビエフェア2017冬」を2月26日(日)まで開催している。
千葉県では野生動物による農作物被害が深刻化しており、県内で捕れた野生動物の肉を新たな食ブランド「房総ジビエ」として有効活用するのがねらい。
「イノシシ肉の時雨煮」「シカモモ肉の煮込みパスタ」
千葉県農林水産部の発表によると、期間中は千葉県内で45店舗、東京都内で5店舗の計50の店で、それぞれオリジナルのシカとイノシシの肉料理が味わえる。参加店は、フレンチ、イタリアンをはじめ、和食、中華など幅広いジャンルとなっており、「房総ジビエ」の新たな美味しさを発見できる絶好の機会だ。各店のメニューを見ると、「イノシシ肉とクルミのパイ包み」「イノシシ肉の赤ワイン煮込み」「イノシシ肉ミートソースの手打ちパスタ」「シカモモ肉の煮込みソースのパスタ」「ヘルシーなシカ肉の煮込み」「イノシシ肉の時雨煮」などが並ぶ。
フェア期間中、参加店に設置したアンケートに答えると抽選で千葉県産品が当たるプレゼント企画も行なっている。50店舗の名前と場所など詳しいことは千葉県農林水産部のウェブサイトでわかる。