イエーツ司法長官代理は解任
トランプ大統領の「入国禁止」措置をめぐっては、大統領令が憲法に違反するとする訴訟が起こるなど、混乱はさらに拡大。その一方で、トランプ大統領は1月30日、大統領令を拒否したサリー・イエーツ司法長官代理を「裏切った」と解任するなど、強硬な姿勢を崩さない。
これには、日本国内でもツイッターで、
「トランプのイスラム圏入国禁止令を『憲法違反』として拒否したサリー・イエーツ司法長官代理は『アメリカの英雄』と讃えられたが、すぐにトランプに解雇された。他に国務省なども大統領に抗議しているが、この調子で反対派はすべて粛清されるのでは?」
「気に入らんヤツはすべてクビ、だな」
とトランプ大統領に批判的な声が多く寄せられている。
その一方で、
「行政庁の幹部が公然と大統領令に従わないよう指示したら罷免されるのはまあ当然かと」
「トランプを擁護する意図はまったくないが、長官代行はオバマが任命した人物で、数日中にセッションズ上院議員に交代する予定。自分が任命したわけでない人物が自分の政策意図と異なる指示を出しているなら、組織運営上、問題になるのは当然だ」
などとツイートが見られる。
さらにツイッターのまとめサイト「togetter」などには、
「トランプは真面目なんだろうなぁって思う。本当にアメリカという国を守りたいからこそ、でもそれを過激にしすぎてるんだと思う」
「みなさんこぞってトランプを非難しているけど、大統領が国民の生命と安全を守るのは当然のことです」
「トランプって方法はともかく理念とか主張そのものは国民にとって正しいんだよな。私は頑張ってほしいと思う」
などと、「トランプ支持」の声も寄せられている。