欠席連絡は「FAXで」 小学校で「メール不可」の深い理由

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都教委「メールを連絡に使うのは極めて難しい」

   あるツイート主は、連絡帳があるせいで「近所付き合いは良好に保たないといけない」とぼやき、「FAX受け付けてくれるんですか!良い学校ですね」とさえ書いていた。ほかにも、「ご近所に小学生がいない方は、通学路に立って、だれか通るのを待ち構えるとか聞きました...」「たいへんなのはその連絡帳が帰って来る時で、先生に連絡帳を託された子が下校後に家を探しに行かないといけない」との指摘が出ている。

   全国各地の小学校では、児童の欠席連絡をFAXや連絡帳などに限定していることは実際に多いのだろうか。

   東京都教委の義務教育指導課では1月30日、J-CASTニュースの取材に対し、学校によって違い、調査したことはないとしたうえで、次のように話す。

「FAXは、都内では聞いたことがありませんが、電話で連絡したり、連絡帳を預けたりすることが多いと思います。連絡帳にしている学校でも、近所に友達がいないなどの理由があれば、電話やFAXでもいいとしているはずです。ただ、メールについては、連絡に使うのは極めて難しいでしょう。教員が保護者と私的な用件に使うなどの恐れがあり、外部の人とやり取りができないよう厳重に管理されているからです」

   文科省の児童生徒課でも、「FAXは、あまり聞いたことがありません。電話か連絡帳が多いと思います。メールは、連絡に使うのを認めている学校はないのではないか」と取材に答えた。

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