歯ブラシでゴシゴシはご法度
一方、歯ブラシで舌をゴシゴシこするのは絶対に避けなければならない。舌の表面にあり、味覚を感じる「味蕾(みらい)」という機能を破壊するおそれがある。歯ブラシではなく、専用の「舌ブラシ」なら使っても構わない。
磨いている最中は、のどの舌、鎖骨の間にあるくぼみを押し続けると、舌の奥を磨いた際に思わず出る「えずき」を防げるという。
もうひとつ、インフルエンザにかかりやすいタイプが「鼻をほじる人」だと奥田氏は指摘した。
ウイルスは、電車のつり革やエレベーターのボタンと、どこにでも潜んでいると考えて良い。あちこちを触ってウイルスがベッタリついた手で鼻をほじれば、自ら体内にウイルスを送り込んでいるようなもの、というわけだ。