爆買いが「爆減り」 百貨店が「救い」求める新たな道

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「コト消費」を見据えて

   「単に物を売るだけという商売にはもう限界がある。訪日外国人はもちろん、日本人にも言えることで、今後は特別な体験などを楽しむ『コト消費』が増える可能性を見据え、多様なサービスを充実させることが重要だ」(エコノミスト)との声は強い。

   実際、森ビルなどが松阪屋銀座店の跡地などに建設中の大型複合施設「GINZA SIX(ギンザシックス)」は、訪日外国人らを迎えるため観光バスの乗降所などの機能を備えるほか、能楽堂で日本の伝統文化を発信する計画だ。

   百貨店業界は物を売るという従来の形態を根本から変え、新たな対応で顧客を取り込むしか生き残りの道はないのかもしれない。

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