「耳をすませば」天沢聖司役は「まさかの人物」 ツイッターでは「知らなかった...」と衝撃

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   スタジオジブリの名作アニメ映画「耳をすませば」(1995年公開)がテレビ放送され、メインキャラクターひとりの天沢聖司役の声優がまさかの人物だったとして、「知らなかった...」とツイッター上で衝撃を与えている。

   声優を務めたのは俳優・高橋一生(いっせい)さん(36)。2017年1月現在、ドラマに映画に引っ張りだこで大ブレーク中だが、1995年7月の「耳をすませば」公開時は14歳。当時のまだ垢抜けていない高橋さんの顔写真が掲載された映画パンフレットの画像も投稿され、改めて注目を集めている。

  • 天沢聖司の声が高橋一生だったことに衝撃が広がった(画像はアマゾンから)
    天沢聖司の声が高橋一生だったことに衝撃が広がった(画像はアマゾンから)
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「聖司君の中の人がこれほど21世紀でブレイクするとは」

   「耳をすませば」が放送されたのは2017年1月27日の「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ)。現在も多くのファンを持つ人気作品で、テレビ放送は今回10回目を迎えた。

   天沢聖司はヴァイオリン奏者で、将来はヴァイオリン職人になる夢を抱いて努力を続ける中学3年生の少年。主人公・月島雫と相思相愛になり、最終的にプロポーズする。才色兼備で、ジブリアニメ屈指のイケメンとして絶大な人気を誇っている。

   そんな天沢聖司の声優が高橋さんだ。2015年7~9月放送のテレビドラマ「民王」(テレビ朝日系)での貝原茂平役の好演から複数のドラマ賞(助演男優賞)を受賞するなどしてブレークしはじめ、16年7月公開の大ヒット映画「シン・ゴジラ」、17年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」にも出演中。端正なルックスとクールな雰囲気にファンは数多い。

   今回の「耳をすませば」テレビ放送直前、予告映像で「声の出演 高橋一生」と大きく表示されると、ツイッターは驚きの声が続々とあがった。

「聖司君の声、高橋一生とか初耳」
「聖司くんの中の人がこれほど21世紀でブレイクするとは想像しておりませんでした」
「耳すま昔からすごい好きだったんだけど今になって初めて知る事があるんだけど。聖司くんの声って高橋一生だったんだね」

   当時の制作裏話として、「金曜ロードSHOW!」公式ツイッターアカウントが

「さわやかな聖司さんの声を演じたのは、今をときめく高橋一生さん。当時の収録から1週間後くらいに声変わりが始まったんだそうです。声変わり前の奇跡のようなタイミングで収録されていたんですね」

とツイートすると、「声だけで比べると別人のようですね」「語尾の感じが今と変わらない気がするなぁ」といった反響も寄せられた。

1995年のパンフレットには「僕はひたむきなキャラクターって好きみたい」

   公開当時の「耳をすませば」映画パンフレットを映した写真を投稿したユーザーも複数いた。それを見ると、若き日の高橋さんの顔写真もあり、初々しい姿とともに

「僕はひたむきなキャラクターって好きみたいです。(中略)だから聖司役には違和感を感じることはなかったですよ」

といったコメントも掲載されている。パンフレットは「ヤフオク!」や「アマゾン」で中古品が1000円前後で取り引きされている。

   また、高橋さんが17年1月に放送が始まったテレビドラマ「カルテット」(TBS系)で、ヴァイオリンより一回り大きいヴィオラの奏者・家森諭高(いえもりゆたか)役として出演中だということも、盛り上がりに拍車をかけた。長い年月を経て再び弦楽奏者役を演じることに

「耳すまから21年、カルテットでヴィオラ弾いている姿を見ると、感慨深いねえ」(原文ママ)

とつぶやくユーザーもいた。

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