「先端技術で健康はどう変わるのか」について、医師と研究者がそれぞれの専門性から語り合うトークイベント「Aging Style × GOOD DESIGNトーク #06」が2017年2月2日、東京・六本木の東京ミッドタウン・デザインハブで開かれる。
パネリストは、近畿大学医学部奈良病院皮膚科教授の山田秀和教授と、世界初のモバイルAR(拡張現実)システムを開発した東京大学情報学環の歴本(れきもと)純一教授の2人。
Aging Styleとグッドデザイン賞のコラボイベント
「Aging Style × GOOD DESIGNトーク」は、医師が立ち上げた医療・健康・美容情報サイト「Aging Style」と、グッドデザイン賞を主催する「日本デザイン振興会」がコラボレーションして開催しており、ディスカッションを通じて「健康をつくるデザイン」を探る。6回目となる今回のテーマは「健康と先端技術 - 最新技術で健康が変わる」。
山田教授は近大アンチエイジングセンターの副センター長を務め、抗加齢医学や全身の健康に関する研究を行っている。医療・健康情報を生活に活用するための遺伝子解析やウェアラブル端末への造詣も深く、イベントでは「先端技術を利用した医療」の最前線を語る。
歴本教授は、人間とコンピューターの関わり方を追究する「ヒューマン・コンピューター・インタラクション(HCI)」の研究者。たとえば、スマートフォンのピンチ操作に代表される、タッチパネルの2か所以上に同時に触れて画面を操作する「マルチタッチ」の基礎研究を世界に先駆けて行ってきた。イベントでは「生きることを豊かにする先端技術」をテーマに語る。
開場は18時で、開催時間は18時30分~20時30分。場所は東京ミッドタウン・デザインハブ 5F インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(東京都港区赤坂9-7-1ミッドタウン・タワー5F)で、参加費は1000円(税込)、定員は80人。こちらのウェブサイトから参加予約ができる。