グーグルがスマートフォン向けに提供している翻訳アプリの新機能に「ハマる」人が続出している。スマホで撮影した映像の文字の部分が翻訳される機能で、「近未来感」があると評判だ。
ただ、翻訳精度は「イマイチ」のようで、ツイッター上では「珍翻訳」の報告が相次いでいる。
「銀行」「地図」の正体は...?
新機能は2017年1月24日のアップデートで追加された「リアルタイムカメラ翻訳」。スマホのカメラを通して、目の前にあるものがリアルタイムに翻訳される仕組みで、25日夕方ごろから、ツイッターで
「眼の視覚情報を書き換えられている感覚」
「近未来感がある」
といった声が相次いだ。
「珍翻訳」も続々に報告されている。「LINE」のロゴを読み込ませると「線」になり、東急ハンズのロゴは「東急手」に。ビールテイスト飲料の「ALL-FREE」は「すべて-無料」だ。「スター・ウォーズ コンプリート・サーガ」のパッケージは、「完全な佐賀」に化けた。
家電メーカーのロゴが多数印刷された、ビックカメラの手提げ袋を翻訳にかけた人もいた。翻訳後に出現した「銀行」「地図」といった文字は、元々の映像を確認するとソフトバンクやソフマップだった。
カス丸、眉毛の部分が何故か...
J-CAST関連でも試してみた。J-CASTのイメージキャラクター「カス丸」をデザインしたクリアファイルを読み込ませてみると、「KASUMARU」の文字の部分は「お尻マル」や「KASUマル」「KのようにUマル」に。なぜか眉毛の部分が、文字ではないのに「うんち」になってしまった。J-CASTのロゴは「キャス」になった。