高カカオチョコレート:食べると脳が若返る? 国家プロジェクト並みの研究本格化

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

週1回の「お通じ」が週5回に

   高カカオチョコの健康パワーの源は、カカオ豆に豊富に含まれるカカオプロテインとカカオポリフェノールといわれている。その秘めたる力をNHK「あさイチ」(2016年2月3日放送)が特集した。番組では便秘解消の実験を行なった。便秘に悩む30~50代の女性8人に、カカオ70%以上の高カカオチョコレートを毎日25グラム、2週間食べ続けてもらった。平均週に1~2回だった「お通じ」が、週5回に改善した。カカオ成分の研究を続けている古賀仁一郎・帝京大学准教授がこう説明した。

「カカオ豆に含まれている消化されにくいタンパク質の『カカオプロテイン』が食物繊維と同じような働きをするのです。そのうえ、腸内細菌のエサとなって腸内環境をよくするためだと思われます」

   カカオ豆には「カカオポリフェノール」と呼ばれるポリフェノールも豊富に含まれている。番組では、ポリフェノールが多い食品をランキング化する「P-1グランプリ」を行なった。結果は高カカオチョコが1位だった。

(1位)カカオ72%のチョコ(25グラム)......635ミリグラム
(2位)リンゴ1個(300グラム)......370ミリグラム
(3位)春菊1袋(160グラム)......340ミリグラム
(4位)赤ワイン1杯(125ミリリットル)......300ミリグラム
(5位)コーヒー1杯(140ミリリットル)......280ミリグラム
(6位)ゴボウ1本(200グラム)......188ミリグラム
(7位)豆腐1丁(300グラム)......140ミリグラム
(8位)緑茶1杯(90ミリリットル)......70ミリグラム

姉妹サイト