受験生をサポ-トする3つのアスタキサンチンの効果
アスタリールの研究開発部長で、この研究論文の共同著者でもある富永久美氏はJ-CASTヘルスケアの取材に、「精神と肉体両方の負荷による疲労への効果が確認された成分は、アスタキサンチンが初めてです」として、研究成果についてこう付け加えた。
「『内田クレペリンテスト』の結果を見ると、アスタキサンチンを8週間摂取したグループは、摂取していないグループと比べて作業後半でのミスの増加が平均3問抑えられています。さらに、摂取したグループは摂取前と比較して微生物やウイルスの体内への侵入を防ぐ第一次防御機構として作用する唾液中の免疫グロブリンの減少が抑えられました」
同社はこの結果から、「受験生をサポ-トする、3つのアスタキサンチンの効果を示した」としている。「3つ」の1つ目は「イライラ抑制」効果だ。脳と体に負担がかかる状況が長時間続いても、アスタキサンチンを摂取しているグループは平常心を保ちやすくなる。2つ目は、試験開始当初のパフォーマンスや判断の正確さを後半まで維持できる、いわば「脳の持久力」を発揮させる効果だ。3つ目は「免疫低下抑制」効果で、受験生にとって大敵の体調不良の対策となる。