グッドデザイン賞を受賞した「Remember HOPE 浪板海岸ヴィレッジ(大槌アムウェイハウス)」が被災地のコミュニティを再生

形だけではない、真の復興を目指して

   震災から6年が経ち、インフラ復旧が進んで災害公営住宅の建設にも見通しが立った。しかし住人が次々に離れ、被災地は地方が抱える人口減少課題の先進地となってしまった。住み慣れた土地を壊され従来のコミュニティを失った高齢者は、仮設住宅で引きこもりがちになった。形だけの復興ではなく本当の意味での復興を成し遂げるには、住民が積極的に外に出たくなるような、生き生きと暮らせるコミュニティが必要だ。

   一般財団法人 日本アムウェイOne by One 財団は、今後も「被災者を決して忘れないこと」と「希望を届けること」を目的とした支援活動を続けていく。そして、当施設で見出すコミュニティ再生のノウハウは、被災地以外の地方にとっても良いヒントになるだろう。

担当ライター:萩原かおり

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