【女の相談室】初潮を赤飯で祝う「謎風習」 「DVでしょ」「男子の精通も祝福すべき」

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   「おめでとう!   お姉ちゃんになったのね」と、ひと昔前は赤飯を炊いて家族そろってお祝いをすることが多かった女の子の初潮。

   今どきそんなことをすると、「DV!」と抗議される時代になったようだ。フェイスブックで初潮を迎えた娘を赤飯で祝う写真をアップした親に対し、「やりすぎですよ~。娘さん、気の毒ですよ!」という批判の声が殺到している。

  • 赤飯を炊かれる女子の気持ちは…
    赤飯を炊かれる女子の気持ちは…
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「父親に祝われたのはホント嫌だった」

   事の発端は2017年1月19日、あるユーザーがツイッターに寄せたこんな投稿だ。

「げぇぇぇ...。Facebookで娘の初潮を報告していた知人、娘が『絶対何もしないでくれっ』て懇願していたのに、家族でお赤飯パーティーとかいって、完全にうつむいて横向いている娘と自分と夫の写真まで載せているよ...。『自分の時は恥ずかしかったけど、やっぱり親になるとお祝いしたくなるものです』じゃねえ!」

   その後このツイートは削除されたが、投稿内容自体が拡散し、次のように親を批判する声が相次いだ。

「家族内で祝ったとしても他人とシェアするもんじゃない」
   「げぇぇぇ...というか、これはDVなのでは」
   「私の時は、当然母は誰にも言わず、私の好きなおかずをその日に出してくれた。さりげない優しさに当時14歳だったけどあとでこっそり泣いた」
   「この娘さんはお母さんの閉経を大々的にすべき」
   「私はクリスマス直前だったので、クリスマスディナーでうまくカモフラージュ。そもそも赤飯が好きじゃないので、代わりに『ヨッシーのたまご』を買ってもらったなあ」

   実は、女性向けのサイトでは以前から「初潮のお祝い、どうしている?」という話題が繰り返されていた。「発言小町」(2008年5月7日)では「今朝、娘が(小6)が初潮を迎えました。『誰にも言わないでね』と言いました。父親や祖父母にも言うつもりはありません。もちろん、赤飯やケーキもまったく考えていません。娘の気持ちが一番と思います、ただ、若い子らしいさわやかなナプキンを用意しました」という投稿が反響を呼び、次のような賛否両論が寄せられた。

「娘さんが知られたくない...と思いすぎるのは考えもの。大人に向けて一歩を踏み出した自覚を持ってほしいですから、そのもの、ではない形でお祝いをしては」
   「夫にも言わないの!   父親だし、知る権利はあるでしょう!」
   「自分の時は、赤飯を炊かれて本当に嫌でした。男兄弟がいたのでなおさら。祖母が『これからは女の体になるのですから注意しなさい』と言ったのが、鳥肌が立つほど生々しく気分が悪かった。祖母や父に言った母が許せません。なぜ、そっとしておいてくれないの!と煮えくり返っていました」
   「赤飯と尾頭付きのタイを並べられ、父親にまで『おめでとう』と言われて、あんなにうれしくなかったことはありません。母娘でひっそりとお祝いするくらいがちょうどいいのかも」
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