2020年に4000万人
安倍政権は訪日外国人旅行者の誘致を成長戦略の柱に掲げており、2017年度の観光庁の観光関連予算は210億円と16年度当初予算比で5%増額し、14年度以来、4年連続で積み増す方針だ。訪日クルーズ船の拡大に対応して全国で港湾の整備を進めるほか、通訳ガイドも増員する。
訪日外国人旅行者の2400万人突破について、菅義偉官房長官は記者会見で「安倍内閣として観光地方創生は成長戦略の切り札との位置づけのもと、大胆な取り組みを矢継ぎ早に実行してきた。本年も足元の勢いが止まることがないよう様々な対策をしっかり行って、2020年4000万人の見通しを実現したい」と述べた。果たして目標は達成できるのか、注目される。