人工透析患者をめぐる一連のブログ騒動によって全レギュラー番組を降板した長谷川豊さん(41)が、再び言論活動を活発化させている。
1月16日にはツイッターアカウントを開設。話題のAPAホテル騒動にも言及し、かつての勢いを取り戻しつつある。
「PVなんて気にせずに、普通に書いていこう」
長谷川さんは16年9月、自身のブログ「本気論 本音論」に「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」と題した記事(のちにタイトル変更)を掲載。多くの批判を呼び、レギュラー出演していた番組すべてを降板した。
以降は同ブログからはほぼ離れ、もう1つのブログで日常生活について綴っていた。ところが2017年元日、「本気論 本音論」の「再始動」を宣言したのだ。
長谷川さんはその中で、騒動以前――特に16年に入ってからは同ブログの内容が自身の「本音」とはかなりかけ離れたものになりつつあったと告白。PVを意識していたこともあり、乱暴な言葉遣いや言説を多用していたと振り返った。
その上で、今後は「せっかく一休みしてスッキリしたところもあるので、これからはあまりPVなんて気にせずに、普通に書いていこうかな、と思います」とし、新年の挨拶を結んだ。
長谷川さんはこの日を境に、これまでの沈黙がウソのように言論活動に精を出し始めた。ブログは、ほぼ毎日更新。内容も電通「過労死」問題やキュレ―ションサイト騒動、次期衆院選、トランプ次期米大統領など多岐に渡っている。
最近では、APAホテルの「南京大虐殺」否定本騒動を取り上げた。同ホテルの客室内に、アパグループ代表の元谷外志雄氏(73)が執筆した「南京大虐殺」を否定する書籍が置かれていることが中国のネット上で注目を集め、炎上した一件だ。