「赤ちゃんにサプリ」米国は当たり前 医師が指示した液体ビタミンD

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

液体サプリの味は...かなり「残念」

   「子どもはビタミンDをしっかりとるべき」という理由から、私の小児科主治医はビタミンDのサプリを勧めたのですが、ママ友の主治医はそういう指導をしなかったそうです。赤ちゃんのうちからビタミンDをサプリで補給するかどうかは、医者の考え方によるようですね。ただ新生児や乳児向け粉ミルクには、必要とされる栄養素がすでに入っているため、あえてサプリの活用をアドバイスしていない可能性も否定できません。

   私は小児科主治医から、「ビタミンDサプリは、子どもが市販の牛乳(たいていがビタミンAやDが追加されている)を飲み始めるまで続けるように」と指導されたのですが、実はこのサプリがまずいのなんの! 案の定、子どもも嫌そうな顔をして飲むので、「大人がまずいものは子どももまずいよね」と思いました。サプリだけでは飲んでくれないので、長女が6か月ぐらいになるまでは赤ちゃん用の市販の液体ミルクに混ぜて飲ませていました。

   なお、サプリと同じブランドから出ている粉ミルクや液体ミルクは、月齢別に3段階に分かれており、3か月までの新生児および12か月までの乳児向けの製品には、「骨の健康と発達のため」ビタミンDが入っていると明記されています。

   そういえば日本ではやっと液体ミルクが解禁に向けて動き出したとか。外出先で気軽に子どもにミルクを与えることができると、本当に便利になりそうですね。


●筆者プロフィル

北雨利香。南カリフォルニア在住。2児の母。40歳をこえた途端に、定期健康診断で毎回のようにひっかかり、医者にサプリを飲むよう指導される。興味のあることは美容、健康、子供の教育、米国プロスポーツ、ハリウッドゴシップ、トランプ次期大統領の政策。

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