6歳の女の子の「好きな人」を番組で公開
いったい、何が6歳の女の子をここまで傷つけたのか。その原因は、番組後半で女性アナウンサーが伝えた「ある情報」だ。このアナウンサーは特集の終わりに、
「ちなみに、あいちゃんに『幼稚園で好きな男の子いるの?』と聞いた所、××君が好きと答えていました」(伏字は編集部、放送では下の名前が公開された)
と読み上げた。その後、番組MCの古舘伊知郎さん(62)は「普通の女の子だということで安心したんですけど、その『××君』があの客の中の1人だったら...」と話し、スタジオの笑いを誘っていた。
番組を見ていたあいちゃんは、このシーンの直後に「号泣」し、テレビの前で泣き崩れ、「好きな人いないって...言ったのに...」と漏らしたという。
なお、大隈代表は投稿の中で、「(あいちゃんは)恥ずかしくて幼稚園に行けないとかではなく、お客さんが可哀想だと泣いたのです」とも説明。その上で、
「まだ嘘をつけない純粋なあいちゃんが、本当は『いない』って答えたんだよ、とみなさんに伝えたがっているので代弁させていただきました」
としている。また、こうした誤った情報が番組で取り上げられた原因については、あいちゃんの母親がスタッフとの雑談の中で「良く遊ぶ男の子の名前」を出したことが、
「番組制作の過程の伝達ミスか何かで間違って放送されたのだと思います」
と推測していた。
こうした大隈代表の訴えはインターネット上で注目を集め、ツイッターやネット掲示板には、
「このぐらいの年齢のトラウマって気を付けないと一生引きずるからなぁ」
「この歳の子にはデリケートな問題だと気づかんかね」
「子供泣かすようなことすんな」
など、あいちゃんを心配したり、番組制作サイドを批判したりする書き込みが相次いでいる。