格闘家でタレントの角田信朗さん(55)がブログで、お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志さん(53)との「確執」を連日にわたって告白し、「松ちゃんの元に想いが届くといいのですが」と関係修復を繰り返し訴えている。
角田さんのブログによれば、2人の関係が崩れるきっかけとなったのは、7~8年前に起きた「ある事件」がきっかけだという。
「ダウンタウンの番組に全く呼ばれなくなってしまった」
角田さんは2017年1月16日、「ダウンタウン松ちゃんに伝えたいこと」と題したブログ記事を投稿。3000字以上にわたる長文で、松本さんとの間に起きた「トラブル」の詳細をつづっている。
角田さんはかつて、「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)や「ジャンクSPORTS」(フジテレビ系、2010年3月に終了)など、ダウンタウンがMCを務める番組に数多く出演していたという。だが、今回のブログでは、
「ある事件をきっかけにボクはダウンタウンの番組に全く呼ばれなくなってしまったのです」
と打ち明けた。
角田さんが説明する「事件」のあらましはこうだ。数年前、角田さんはダウンタウンの番組で企画された『芸人対抗・叩いて被ってジャンケンポン選手権』のレフェリーを依頼された。
角田さんは当初、このオファーに「小躍りして喜んだ」というが、当時は自身がレフェリーを務める「K-1」で、
「ジャッジやレフェリングに様々な問題提起が為され、物議を醸していた時期」
だった。結局、こうした事情を考え、角田さんは事務所を通じて番組への出演を断った。
その約1年後、角田さんは再び「ダウンタウンDX」から出演依頼を受けたが、収録当日に、急きょ収録が中止になった。角田さんが理由を自身のマネージャーに問いただすと、
「松本さんが台本を見て角田の名前を見つけた途端に収録は中止や!!ということになった...というものでした」
と説明したという。
「当人同士の図り知らないところで...」
このようにトラブルの経緯を説明した上で、角田さんは、
「あれからもう何年たったのでしょう...かれこれ10年は経過しているのではないでしょうか。ボクは未だに何故こんなふうにこじれてしまったのかを推理しています」
と現在の心境を説明。その上で、「ブログに書くことでこの真実が回り回って松ちゃんのもとに届くことを祈っています」と関係修復を訴えた。
角田さんは翌17日にも、ブログで松本さんとの「確執」について改めて言及している。その中では、収録が急きょ中止になった際に、角田さんが松本さんの「側近的なあるベテラン芸人」に相談したが、
「事実を伝えて数日後には携帯番号もメールアドレスも変わっていて連絡が取れなくなった」
というエピソードも暴露。その上で、
「当人同士の図り知らないところで何かの因子が働いてボタンの掛け違いはより複雑になったのだろうなぁというのが現時点でボクが自分自身を無理矢理納得させる為の推理です」
「どこの世界にも不都合な真実は存在するのです。それが世の中の仕組みなのです」
との胸中もつづっていた。