韓国の「オルチャンファッション」がルーツ
どうして大人気になったのか。J-CASTニュースが独自に調べたところ、韓国では日本より一足先に「カワイイ」「豪華に見える」などの理由から人気が出て、それを日本のモデルやタレントがインスタグラムなどで着用し紹介したのが始まりだった。それが16年秋頃。折しも日本では「もふもふ」「もこもこ」カワイイブームが起こっていて、まさに「プードルコート」はそれに一致した。
プードルコート「モコモコジャケット」が完売したファッションメーカー・小売りのウィゴーに取材したところ、
「ここまで凄い人気になるとは思わなかった」
と打ち明ける。16年秋に韓国で、若くてカワイイ女性のお手本となる「オルチャンファッション」で注目されていたため製造を決めた。色ではピンクがダントツ人気なのは、韓国でカワイイといえばピンクとなり、ウエブのファッションサイトでもピンクを多用していることもピンクの売れ行きに影響していると同社広報は語った。
こうして見ると、「プードルコート」の人気はドフラミンゴとは全く異質なものといえる。ファンの中にはまさか「ドフラミンゴ系女子」などと呼ばれる事になるとは想像もつかなかったようだ。ピンクではなく白を選んだという女性はツイッターで、
「ドフラミンゴ系wwwナイス表現だけど私もドフラミンゴアウター持っとるわwww白だけどwwwドフラミンゴ好きだからドフラミンゴ系って逆に言われたいわwww」
などといったことをツイッターに書き込んでいる。