関電社長に「指導票」 過労自殺受け労基署が交付

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   関西電力の課長職の男性が過労自殺した問題を受け、福井労働局敦賀労働基準監督署が関電の岩根茂樹社長に「指導票」を交付した、と2017年1月16日付朝刊の日経新聞など各メディアが報じた。男性は、関西電力高浜原発1、2号機(福井県)の運転延長をめぐり、原子力規制委員会の審査対応をしていた。

   日経などは「関係者」の情報として、同監督署が1月6日に岩根社長を出頭させ、指導票を手渡したと伝えた。全社員の労働時間の適正な把握や、長時間労働者に対する産業医による面談の確実な実施などを求めた、という。

   敦賀労働基準監督署の広報担当者は16日、J-CASTニュースの取材に対し「公表していない。個別具体的なことは答えられない」と回答した。

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