単独開催狙っている日本は枠増加に歓迎
試合数は16増えて80となるのだが、試合日数は従来と同じ。つまり日数を増やさないで増収となることで理事会はまとまったという。
各地域の代表チーム割り当てはこれからの課題だが、日本は大歓迎のようである。アジア枠が増えるのは間違いなく、日本の出場はかなりハードルが低くなる。
日本は単独W杯開催を狙っている。
「大会が12会場なら十分可能」
FIFAの理事でもある日本サッカー協会の田嶋幸三会長はそう語る。勝算あり、といった感じである。
日本のサッカー界はいま上げ潮にある。子供たちの将来のスポーツは野球を抜いてトップにある。Jリーグは2017年以降の放送権で英国に本社を置くIT会社と10年2100億円の契約を結んだ。それだけに元気がいい。
むろん新たなW杯ルールにはリスクもある。
1、予選で大差の試合が増える
2、日程の有利、不利が出る
3、手抜きの試合が増える
などである。枠が7枠(現在4.5枠)に増えるといわれる南米は、10チームでの代表争いは激しさが消え、むしろ魅力を失って減収になると恐れている。
(敬称略 スポーツジャーナリスト・菅谷 齊)