1月中に発券すればかからない
燃油サーチャージの「復活」に、インターネットの掲示板などには、
「はあ・・・ 円安だからしゃーないような気もするけど」
「クソ円安」
「燃油価格が上がればサーチャージ、下がったら知らんぷり? これじゃあ海外なんか行かなくなるわ」
「そういえば、安倍ちゃんが『ただちに円安が国民生活に悪影響を与えるようなことはない』って言ってなかったっけ。これってどうなのよ」
「どうせ海外行くヤツなんて金持ちばかり。トランプ効果で浮かれすぎてんだからちょうどいいんじゃね」
などと、憤りをぶちまける声は少なくない。
なかには、
「別にいいんじゃね サー込みで高いと思ったら格安にでも乗るしかない」
「もう国内のキャリアに金を落としてやるのがバカバカしい。LCCでいいわ」
といった、格安航空(LCC)を利用するとの声もある。
一方、燃油サーチャージは航空券のみだけでなく、ツアー旅行の代金に組み込まれているケースが多い。つまり燃油サーチャージ分、ツアー代金が値上がりすることになるわけ。逆に、2017年1月いっぱいに航空券を発券すれば、燃油サーチャージがかからないため、旅行会社では2月を前に、海外旅行の「駆け込み」需要を掘り起し、積極的に売り込んでいる。