ゴールドキウイ、ダイコン、アボカド 食べれば冬を健康で乗り切れる

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

切り干し大根はヨーグルトで戻すべし

   運動不足になり、日光を浴びる時間も減る冬の骨作りにも大根がパワーを発揮する。

   日を浴びて乾燥することで、鉄分、ビタミン、カルシウムがアップした切り干し大根が最も効果的だ。石川氏はみそ汁や漬物、トマト煮にして選手に出しているという。

   切り干し大根は水で戻すのが一般的だが、栄養素が水に溶け出してしまい好ましくない。ヨーグルトで戻すと、水で戻す時と比べ、カルシウムは3倍になり、さらにヨーグルトに含まれるカゼインという物質がカルシウムの吸収を助ける。

   さっと洗った切り干し大根と、その10倍の量のプレーンヨーグルトを軽く混ぜ合わせ、冷蔵庫で8時間置いたら完成だ。

   石川氏オススメのレシピは、ツナ、レモン汁、塩コショウと混ぜ合わせたヨーグルトサラダだ。ツナに含まれるビタミンD、ビタミンKは、カルシウムとともに骨作りに欠かせない「ゴールデントライアングル」といわれ、骨にとっての「スーパーサラダ」といえる。

   オリエンタルラジオの藤森慎吾は「おいしい!めちゃくちゃ食べやすいです」、女優の新木優子は「ポテトサラダに近い感覚」と、スタジオゲストも絶賛の味だった。

   冬は寒さで血管が収縮し、動脈硬化が悪化しやすいが、そんな季節にはアボカドを食べたい。

   アボカドに含まれるオレイン酸が中性脂肪や悪玉コレステロールを減少させる。2014年のペンシルベニア州立大学の研究によると、アボカドを1日1個食べると、食べなかった時より動脈硬化のリスクが減少するという。

   種には高い抗酸化力を持つポリフェノールが豊富に含まれているので、種も捨てずに食べるとよい。石川氏は「アボカドスムージー」で摂(と)るのを勧める。

   種を電子レンジで15秒温め、4分の1に切ってさらに薄くスライスする。1~2分煎って苦味を飛ばしたものと、アボカドの実半分、バナナ1本、リンゴ4分の1、牛乳250ミリリットルをミキサーにかけて完成だ。

藤森「苦味はない。ちょっと残っている種がナッツみたいな食感でおいしい」
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