【世界一受けたい授業】(日本テレビ系)2017年1月7日放送
「最新研究で判明!インフルエンザ対策に効果的なスーパー冬食材とは!?」
風邪やインフルエンザが流行し、暴飲暴食や運動不足にも陥りがりなこの季節、健康管理には特に気を付けたいものだ。
番組には、2016年のリオデジャネイロ五輪に出場した競泳の渡部香生子選手、瀬戸大也選手らの栄養面をサポートする管理栄養士の石川未知氏が登場。冬の病気対策にオススメの野菜や果物を紹介した。
1個食べればレモン7個分のビタミンC
1~2月にかけて患者数がピークになる、風邪やインフルエンザの対策にオススメなのがキウイだ。
免疫力を高めるビタミンCが果物の中でもトップクラスで、特に果肉が黄色いゴールドキウイは1個当たりレモン7個分のビタミンCが含まれている。
2015年にニュージーランドのオタゴ大学で行われた研究では、ゴールドキウイを1日2個食べると、体内に侵入してきた細菌を殺す「好中球」の働きが活発になり、殺菌物質「スーパーオキシド」も増加するとわかった。免疫力を上げ、風邪対策に効果的なのだ。
水分も摂取できるので、鼻やのどの粘膜が潤い、ウイルスの予防にもなる。
年末年始の暴飲暴食で胃腸が弱っている時は、大根を食べるとよい。
胃腸の働きを整える様々な酵素が含まれ、「自然の消化剤」とも呼ばれる。医師1000人が選ぶ「健康のために食べるとよいと思う冬野菜」では堂々の1位に輝いた。
デンプンの分解を促進する「ジアスターゼ」、タンパク質を分解し、胸焼けや胃もたれを緩和する「プロテアーゼ」が豊富に含まれる。
最も効果的な食べ方は大根おろしだ。おろすと発生する辛味成分「イソチオシアネート」が胃液の分泌を促進し、消化を助ける。
大根に含まれる酵素は熱に弱いので、鍋料理の際など、食べる直前に加えるのがオススメだ。