2017年1月13日朝8時7分頃から、新潟県上越市と妙高市の計7万9141世帯で、NHK総合とEテレが映らない状態となった。NHKによれば、12時19分に復旧したが、4時間以上もNHKが視聴できない状態となった。
新潟放送局の担当者はJ-CASTニュースの取材に対し、「現時点ではトラブルの原因がはっきりしない」と話しているが、同じ時間帯に上越地方では激しい雷が観測されており、その影響の可能性があるという。
同時刻に雷注意報
両市でNHKの放送が止まった理由は、上越地方にあるNHKの中継局で何らかのトラブルが発生したため。詳しい原因は調査中だというが、新潟放送局の担当者は、
「おそらく、落雷による影響で放送用機器が故障したのではないか」
と話す。
上越市と妙高市では13日8時過ぎから「雷注意報」が発令されており、地元住民からはツイッターに「雷が鳴り止まない」「雷がやばい」といった投稿も寄せられていた。
突然NHKだけ放送が止まったことで、市民のなかにはツイッターなどに、
「NHK映らないと思ったら不具合なの」
「NHK映らない...勘弁して 今日の録画途中で切れてるし」
「NHKとEテレが映らない。。家のテレビ全部。。 これ、NHK放送塔に雷が落ちたっぽい。復旧するのかな。」
といった書き込みが数多く出ている。
なお、新潟県内では13日夜から激しい雪が降ることが予想されており、NHKは上越市と妙高市での放送停止を伝えたウェブニュース記事の中で、
「大雪などの災害や緊急放送などの情報については、ラジオやインターネットをご利用ください」
と呼び掛けた。