無修正アダルトサイト名が昼のニュースに登場 「カリビアンコム」が「トレンド」入り

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   お昼時のツイッターになぜか有料アダルト動画サイト「カリビアンコム」がトレンド入りし、ネットユーザーをザワつかせた。きっかけは、同サイトに動画を配信していたアダルトビデオ制作会社の社長が逮捕されたこと。

   NHKを含む報道機関が一斉にそのサイト名を報じたことで、一躍有名となったカリビアンコムだが、一体どのようなサイトなのか。

  • 20年の歴史をもつ老舗サイト(画像はカリビアンコムより)
    20年の歴史をもつ老舗サイト(画像はカリビアンコムより)
  • 20年の歴史をもつ老舗サイト(画像はカリビアンコムより)

管理も運営も「アメリカ西海岸」

   カリビアンコムは17年1月11日、にわかに話題を集めた。無修正のわいせつ動画を同サイトに有料配信したとして、警視庁がアダルトビデオ制作会社「ピエロ」社長、陳美里容疑者ら男女6人をわいせつ電磁的記録等送信頒布容疑で逮捕、これが一斉に報じられたためだ。NHKも昼の12時30分頃に報じた。

   ツイッターのトレンドにカリビアンコムの名前が急浮上し、

「なんでトレンドにカリビアンコム.........」
「今さら感が」

と驚きの声が続出。一部のまとめサイトが「【悲報】カリビアンコム逮捕」と、誤解を招く伝え方をしたこともあり、サイトの今後を心配する利用者らを中心に大騒ぎとなった。

   そもそもカリビアンコムとは、どのようなサイトなのか。17年1月現在、月額49.5ドル(円決済の場合4950円)からの会員費で、日本人向け無修正アダルト動画の見放題サービスを提供している。会員数は300万人と「業界No.1」をうたう。

   一方、日本語サイトにも関わらず、管理・運営のすべてをアメリカ西海岸で行う。動画も主に、日本の制作会社やプロダクションと提携したアメリカ・ロサンゼルスの映像制作会社「Dreamroom Productions」から供給されている。サイト内のQ&Aページには「海外にサーバーを設置することにより、サーバーが設置されている国・地域の法律が適用され、合法的に無修正の動画・画像の配信を行なっています」とある。

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