ネットスラングとしての「ボトラー」は・・・
いったいなぜ、ネットユーザーはこんなに騒いでいるのか。
実は、逢田さんが使った「ボトラー」という言葉は有名な「ネットスラング」の1つで、インターネット上では、
「ペットボトルで小用を足す人」
を指す意味で使われることが多い。ネット上では長い間使われている定番のスラングで、「週刊SPA!」(ネット版)の2012年9月29日配信記事でも、同様の意味のボトラーたちに取材した様子を報じている。さらには、「おまラー」(おまるで用を足す人)や「スナラー」(ペット用の砂で用を足す人)などの派生語まで存在している。
つまりは、ネット上ではこうした意味で使われる「ボトラー」という言葉を、逢田さんが「卒業します」という言葉と共に用いたことで、一部のファンが妄想を膨らませる事態となっていたのだ。実際、逢田さんのファンからはネット上に、
「(逢田さんが)意味を知って顔真っ赤にするとこ見たい」
「なぜ自分がペットボトルに生まれてこなかったのか悔やまれる」
「りきゃこで変態な妄想ばっかしてました。すいません、仕事に全然集中してませんでした」
といった「暴走気味」の書き込みも数多く出ていた。こうした書き込みが大量にネット上へ寄せられたためか、大手検索サービス「ヤフー」で「ボトラー」と検索すると、関連ワードの1つ目には「逢田梨香子」という名前が出てくる状況となっている(17年1月11日昼時点)。
なお、逢田さんは11日昼時点で、ネット上のこうした騒ぎに反応しておらず、インスタグラムの「ボトラー卒業します」というタグもそのままになっている。