来シーズンの予想成績は「打率2割4分5厘」
統計学に基づく「セイバーメトリクス」というシステムを用いて所属選手の成績予想を公開しているサイト「Rotochamp」では、17年シーズンのイチロー選手は167打席に立ち、
「打率2割4分5厘、0本塁打、10打点、5盗塁」
に終わると予測している。
別の予想サイトを見ても、「Composite」では打率2割6分9厘、「Steamer」では打率2割6分6厘と若干良い数字になっているが、打席数や盗塁数などはあまり変わらない結果だった。
とはいえ、こうした「限界説」をはねのけて数々の記録を残してきたのがイチロー選手だ。昨シーズンが始まる前も、多くの米メディアから「(大リーグ通算)3000本安打達成は厳しい」と叫ばれていたが、結果は大方の事前予想を覆す形になった。
はたして、イチロー選手は昨シーズンのように「限界説」を打ち破り、変わらぬ好成績を残すことができるのか。現役引退の可能性も含め、17年シーズンもイチロー選手のプレーから目が離せない。