ツタヤ「過去の名作を手にとって頂きたい」
ツタヤを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の担当者は、6日のJ-CASTニュースの取材に対し、
「実は、ツタヤで借りられる作品の多くは『新作』になります。そのため、今回の企画も、良い映画なのに中々レンタルされない過去の名作を、どうにかして手にとって頂きたいという思いで始めたものになります」
と企画の狙いを説明する。
担当者によれば、この企画のために用意されたタイトルは約60作品。また、映画のタイトルはレジに持って行った段階で教えて貰えるため、「過去に観たことのある作品を、再度借りてしまう心配はない」という。
なお、今回の『NOTジャケ借り』がネット上で注目を集めることになったのは、あるツイッターユーザーが2017年1月5日に、
「TSUTAYAがとんでもない企画出してきててびっくりしてる」
などと画像付きで報告したことがきっかけだ。この投稿は翌6日の昼時点で、すでに6万回以上リツイート(拡散)されるなど大きな注目を集めている。
店が企画をスタートさせてから2か月以上が経って急に話題を集めたことについて、CCCの担当者は「いきなり大きな話題となったので、正直驚いています」。その上で、
「お客様やメディアからの問い合わせもさることながら、他のツタヤ店舗からも『うちの店でもやりたい』との要望が数多く出ています。今回注目を集めたことをきっかけに、同じような企画を他店舗に広げることも検討する予定です」
と話していた。