「選挙の時だけ力を貸したり、借りたりでは困る」
一方、都議選で擁立する候補者数を質問されると、
「改革派がマジョリティを占めるためにはどうするのか、流動的な政治力学が働くので、数をいくつ出せばどうという世界でもない」
と一言。
「よく組閣の際に『何大臣は誰』とか、これは『書き得』なんですね。当たっても当らなくても関係ない、間違ってもみんな忘れる、という。数については、(メディア)各社想像の世界で書いていただいて、解説付きだったりするので、いろいろ参考にさせてもらっている」
と皮肉を飛ばしつつ、
「(候補者の選定基準は)勝てる候補者だ」
とのみ語った。
また、民進党の蓮舫代表が1月4日の年頭会見で、
「しっかり行革の旗を掲げて戦っている小池都知事には私は共鳴をしている」
と都議選での協力関係構築を示唆したことには、
「選挙の時だけ力を貸したり、借りたりでは困る」
「都民という有権者がそういう流れを見ているので、選挙の時だけというのは『ない』と思う」
と、16年の衆院選を意識したかのような発言でくぎを刺した。