毎年恒例、新年のお楽しみのひとつ、「福袋」。2017年も「お目当て」の商品をゲットしようと、早々に多くの買い物客が百貨店や家電量販店に列をつくった。
ところが、なんだかガッカリな福袋を手にしてしまった人もいるようで、ツイッターやインターネットのまとめサイトには、残念な「鬱(うつ)袋」の品々が並べられている。
福袋、発売後10分、20分で完売も
最近はあらかじめ中身を見せて売り出す百貨店や家電量販店などもあるが、何が入っているかわからない、その袋を開けるときのワクワクがたまらないという人も多いようだ。
2017年1月2日には百貨店大手でも初売りがあり、福袋も酉年にちなんだものや、目玉商品にブランド品を取り揃えたり、「体験型」のメニューを用意したりと、話題づくり込みで売り出し、消費を喚起する。もちろん、子供服や婦人服、おもちゃなどが入った「恒例」の福袋も健在。なかには、発売後10分、20分で完売してしまった福袋もあった。
そうした中で、せっかく買った福袋にガッカリしている人も少なくないようで、ツイッターやインターネットのまとめサイトなどには、残念な「鬱袋」なる投稿が商品の写真とともに公開されている。
「2017年福袋をGET! わくわくして購入した福袋に早くも鬱袋が!!!ハズレだった」
「ハズレだった福袋のご報告! 高級ボールペン入り?福袋5000円の中身。これを中学生にお得な文房具な福袋ですよ!って勧めて買わせた店員の気持ちを知りたい」
「なかなかの鬱袋だったwwww」
「福袋がやっぱり鬱袋で、ゴミ袋でした」
「結果はハズレ。雨ガッパ、フリース。寒いのに半袖Tシャツ2枚。おまけのような長袖1枚。もう買わないw」
「早朝から並んでこれかよ。泣けてきた」
などと、かなり怒ったり、悲しんだりしている人もいるようだ。
なかには、
「なんだよ福袋。去年と同じジャケットが大当たりって、ちっともうれしくない」
と、16年の福袋と同じ商品が入っていたという人も。
また、
「福袋なんて、運試しのようなもん。そんなもんに2万円、3万円と出して買うほうがどうかしてる」
「なにが楽しいのかが、わからないわw」
といった冷めた声もある。