警察に相談している
男性は、長距離トラックの運転手をしながら、有名ユーチューバーをまねて8年前から自らも動画の投稿を繰り返していた。実名で投稿していたとみられ、動画は1000本ほどもあり、1万人近い登録ユーザーがいる。
最近の動画を見ると、16年12月31日には、缶に大量のライターなどを使って火を点け、「爆発実験」の様子を公開していた。また、17年1月1日には、山間地の沢を単身で下って、自ら寒中の滝打ちをするシーンも撮っていた。
今回の動画がネット上で騒ぎになると、男性はツイッターで、家族もその場におり、本気でチェーンソーを回していないのは分かるはずだなどと反論した。現在は、ツイッターも非公開になっている。男性は5日夕になって、ユーチューブ上で「謝罪会見」と題した動画をアップし、「多数の方にたくさんのご迷惑をかけてしまった」として深々と頭を下げた。深く反省しており、自らはいかなる処罰も受ける覚悟だとしている。
ヤマト運輸の広報では5日、営業所でチェーンソーを回されたのは事実だとして、警察と相談していると取材に答えた。トラブルの詳細については、「捜査に関わりますので、回答を控えさせて下さい」と話している。