チェーンソーでスタッフ威嚇する動画 「配達員気の毒すぎる...」

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   ヤマト運輸の配達員に怒り、ユーチューバーを名乗る男性が三重県内の営業所に乗り込んでチェーンソーのスイッチを入れ、自らその動画を配信していたことが分かった。ヤマト側は、J-CASTニュースの取材に対し、そうした事実を認め、警察に相談していることを明らかにした。

   「これは逮捕だろ?」「配達員気の毒すぎる...」。動画のことが情報サイトで2017年1月4日に取り上げられると、ネット掲示板では、こんな声が相次いだ。

  • こんなものを目の前で回されたら…(写真はイメージ)
    こんなものを目の前で回されたら…(写真はイメージ)
  • こんなものを目の前で回されたら…(写真はイメージ)

動画はすでに削除

   中日新聞の5日付記事などによると、ヤマトの配達員が男性の自宅に電話をかけ配達時間を伝えていたが、配達員が荷物を持って訪れると男性は不在だった。男性の家族はいたが、代引きのお金がないとして引き取ってもらったという。

   ところが、男性は、「客は俺や」などと激怒し、16年11月上旬の早朝、家族と連れ立って、三重県伊賀市のヤマト運輸伊賀阿山センターに押しかけた。男性は、上半身裸の姿でチェーンソーを持っており、配達員とは違うスタッフが戻ってくると、「はよ、荷物出さんかい」などと罵倒した。スタッフは謝罪したものの、男性の怒りは収まらず、その場でチェーンソーのスイッチを入れた。

   さらに、「ユーチューバーなめとったらあかん」「全世界配信やぞ」などと叫びながら、再びスイッチを入れた。スタッフが倉庫から荷物を持ってくると、男性は、受け取ったうえで最終警告だとスタッフに告げた。

   この動画は、1月5日現在までには削除されていた。スマートフォンで撮ったとみられるが、撮影者は不明だ。ヤマト運輸は5日になって、伊賀署に被害届を提出した。男性は、20代後半とみられ、伊賀署は、脅迫や威力業務妨害などの疑いで捜査していると報じられている。

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