防衛省は2017年1月5日、米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイ1機が、沖縄県名護市の海上に「不時着水」した事故以来停止していた空中給油を、翌6日以降再開すると発表した。
防衛省によると、事故の原因について米軍側は、空中給油時に給油ホースとオスプレイのプロペラが予期せず接触してしまったためと説明し、オスプレイすべての機体に対し、飛行安全上の重要箇所について確認を行ったが、搭載システム、機械系統及び機体構造に問題は発見されなかったという。
再開決定は、米軍が空中給油のシミュレーション等の再発防止策を実施したことを評価したためで、再開後も事故調査は継続するとしている。
事故は16年12月13日に発生。同19日に飛行を再開していた。