今回の紅白「グダグダ感」の正体 鴻上尚史氏「人間の生理無視」

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タモリ、マツコの寸劇「何がしたいの」

   また、番組の幕間に挿入された、スペシャルゲストのタモリさんとマツコ・デラックスさんによる「寸劇」にも、視聴者からは「何がしたいのか意味不明」などと手厳しい声が相次いでいた。

   タモリさんとマツコさんは、紅白の会場に訪れたが、入場券を忘れてしまった一般観覧者という設定。番組中ではたびたび、入場を断られた2人が警備員と押し問答になるシーンなどが放送された。結局、2人はステージに一切姿を見せないまま、番組の放送が終了するという「謎の演出」だった。 

   そのほか、原作映画の主演を務めた俳優の長谷川博己さんを起用するなど、かなり大掛かりな内容だった『シン・ゴジラ』とのコラボ企画も、司会者との息がうまく合わずに「グダグダ」となるシーンが見られた。

   例えば、コラボ企画の一番のピークともいえる、「歌の力でゴジラを凍結させる」という一連のくだりでも、紅組司会の有村架純さんと白組司会の相葉さんの息がうまく合わず、

「それではいきますよ、渋谷紅白迎撃作戦、開始ー!」

と有村さんがカメラに呼びかける中、相葉さんは声を揃えられずに「えっ、えっ、何それ?何なの?」と戸惑うばかりだった。

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