全薬工業(本社・東京都文京区)が協賛する、ストレスに関する調査やアドバイスを行う「緊張・イライラLABO」は2016年12月27日、「電車に乗っていてイライラすること」のアンケート結果を発表した。半数が「大声での会話」と答え、最も多かった。
調査は7月、全国20歳以上の600人(男女300人ずつ)にウェブ上で実施した。
「乗降マナーの悪さ」も4割以上
「大声での会話」は50%が挙げており、これに「香水や体臭などの臭い」43.5%、降りる人がいても無理矢理乗り込んでくるような「乗降マナーの悪さ」41.5%、「イヤホンなどの音漏れ」38.5%と続いた。
精神科医・産業医で作家の奥田弘美医師は発表資料の中で、「電車が混んでくるとストレスが高くなりイライラ度もアップ。イライラ度があがると、騒音に対して過敏になりがちに。混んでいる電車ほど話す声は控えめにしましょう」とコメントしている。