2016年12月31日放送の「第67回NHK紅白歌合戦」で期待された女優・新垣結衣さんと星野源さんの「恋ダンス」は、切望された2人のステージ共演という形では実現せずに終わった。
「楽しみにしてたのに...」とガッカリする声が見られた。一方、思わぬ形で約10秒間だけ映った新垣さんの姿に、一部のファンは熱狂した。
「この流れでいくとガッキーも踊るんじゃね?」
新垣さんは、出演ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(逃げ恥、TBS系)の主題歌中、共演者で主題歌も担当した星野さんが歌う「恋」に合わせて踊った「恋ダンス」が大ブームとなった。
紅白では星野さんは出場歌手、新垣さんはゲスト審査員だった。また、星野さんの出番前には、橋本マナミさんが香西かおりさんの「すき~真田丸スペシャルVer.~」で、土屋太鳳さんが郷ひろみさんの「言えないよ」で、本田望結さんが天童よしみさんの「あんたの花道」で、それぞれ主役に勝るとも劣らないダンスパフォーマンスで共演。こうした「伏線」のような演出も相まって、テレビ局は異なるものの、2人の「恋ダンス」ステージ共演が期待されていた。ツイッター上ではこんな「予感」が多くあがった。
「この流れでいくとガッキーも踊るんじゃねとか思ってる」
「土屋太鳳も踊るのか。これはガッキーの恋ダンスあるで」
「本田望結ちゃん、橋本マナミさん、土屋太鳳ちゃん、、、ときたらもうコレはガッキーの恋ダンスくる!?!?」
「このダンスコラボの多さは、つまりガッキー登場への伏線かなるほど」
J-CASTニュースが12月26日から実施したワンクリック投票「新垣さんは『恋ダンス』を紅白で披露すると思いますか」でも、31日22時までに集まった668票のうち79.8%が「そう思う」と回答していた。
星野さんは出番直前、司会・相葉雅紀さんの隣に来ると、新垣さんと「久しぶり」と手を振って声を掛け合った。「結構すぐ会えたね」とドラマ撮影からさほど間が空かずに公の場で再会したのをはにかんだ。
「恋」では、星野さんが間奏中に「踊ってますか!」と会場に促しながら自らもダンス。一方、新垣さんは審査員席に座ったまま手拍子を続けるだけだった。ラストのサビ、新垣さんは座りながら腕と首の動きだけで少しぎこちなさげに「恋ダンス」をし、カメラで約10秒間映るにとどまった。何度も寄って来るカメラに新垣さんは照れ笑いし、目線を向けられないようだった。