「まさかの戦前式」「慣れればどうってことない」
それでなくても、「年金」をめぐっては、第1次安倍内閣の2007年に「消えた年金」(年金記録)問題が発覚。社会保険庁(当時)のオンラインデータへの入力ミスなどによって年金記録が消えてしまったり、不備か見つかったり、年金受給者の重複があったりと、ずさんな管理が明らかになり、国民から批判を浴びた経緯がある。「正確な管理」が求められているのに、わざわざ「管理しにくい」方法で管理していたり、事務所によって管理方法が異なっていたりすることで、そういった問題が再び起こりかねないからだ。
インターネットには、
「まさかの戦前式www」
「だから、重複のチェックもできないんか」
「非効率過ぎるだろ...。だいたいデータベースとの照合はどうしてるの?全部手作業でファイリングし直しかよ? こんな職場、絶対働きたくない」
「いまの若い子は『イロハ』って習ってないんじゃないの? ゆとりは雇えないなw」
といった年金事務所への批判の声は少なくない。
しかし、なかには、
「イロハ順に慣れればどうってことないんじゃない?」
「なんかズレてんじゃない? そもそも紙でやってる(管理している)ことが非効率なんじゃないの?」
「どっちだっていい。きちんと管理できていれば...」
などと、「イロハ順」に問題があるわけではないとの声も寄せられている。