AKB紅白センター「極秘扱い」 リハは「ふわっとした」ダミー配置

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2曲目は上位16人で歌う

   メドレーでは09年発売の「RIVER」、16年3月発売の「君はメロディー」の2曲を4分40秒かけて披露。RIVERが紅白で披露されるのは09年以来7年ぶりで、12月29日に発表された48人が歌う。その後、「フライングゲット」(11年)をBGMに、上位16人の名前がステージ中央のモニターに映し出される。最後に名前が呼ばれた1位をセンターに16人で「君はメロディー」を披露する、という趣向だ。

   この日のリハーサルでは、「ダミーで総選挙の順位を入れてある」として、16年の総選挙で1位だった指原さんがセンターだったが、指原さんは

「本番どうなるか分からないので、リハーサルのやりようがない」

とこぼしていた。

   AKB48が紅白歌合戦で披露するメドレーでは、少なくとも1曲はその年に出した楽曲が含まれるのが慣例だ。AKBが16年に出したシングル曲は、「君はメロディー」(3月)、「翼はいらない」(6月)、「LOVE TRIP」(8月)、「ハイテンション」(11月)の、4曲。それぞれセンターは、HKT48の宮脇咲良さん(18)、向井地美音さん(むかいち・みおん)さん(18)、指原さん、AKB48の島崎遥香さん(22)だった。

   15年の紅白では、元メンバーの前田敦子さん(25)、大島優子さん(28)がサプライズで登場した。リハーサルでは横山由依さん(24)が前田さんの位置を務めていた。サプライズを知らされていたのは横山さんを含めわずか数人で、本番のパフォーマンスの大半はリハーサルどおり進められていた。

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