2016年のNHK紅白歌合戦に出場するAKB48のメンバー48人が発表され、12月30日午後、リハーサルに臨んだ。例年のリハーサルと違うのは、各メンバーが歌うポジションが現時点では「ダミー」だという点だ。順位と、それにともなうポジションが12月31日の本番当日に発表されるためだが、「『恋チュン』なら指原」といったように、楽曲から特定のメンバーが連想されることも多い。
AKB48が披露する「夢の紅白選抜SPメドレー」を構成する曲目も、順位を推測するひとつのヒントになる可能性もありそうだ。
「なんとなーくやればいいのかな?」
AKBのリハーサルをめぐっては、制作統括の矢島良チーフプロデューサー(CP)は12月29日夜の囲み取材で、「ダミーの配置」で行うことを明らかにしていた。HKT48の指原莉乃さん(24)は29日夜放送の特番内で、ポジションが31日まで知らされないことを明かされ、
「ちょっと明日のリハーサル、どうすればいいんですか?」
などと困惑。司会の天野ひろゆきさん(46)が
「明日のリハーサルは、ふわっとやっといて...」
と応じると、指原さんは
「ふわっとやっといて?なんとなーくやればいいのかな??」
と、さらにいぶかしげにしていた。