元俳優の根津甚八さんが2016年12月29日午後に亡くなった。69歳だった。所属事務所が同日、発表した。
かつての名優も近年は病気に悩まされ、目立った活動を行っていなかった。
「BOØWY」高橋まことも「安らかに」と追悼
1947年、山梨県都留市生まれ。黒澤明監督の「影武者」、五社英雄監督の「吉原炎上」、原田真人監督の「金融腐蝕列島 呪縛」、降旗康男監督の「駅 STATION」などの人気映画に出演し、82年に日本アカデミー賞主演男優賞を受賞した。プライベートでは病気に悩まされていた。02年ごろ右目下直筋肥大を発症。09年にはうつ病の発症や持病の椎間板ヘルニアの悪化も報じられ、10年に俳優業を引退した。
発表をうけ、ツイッターでは
「びっくりしました。」
「俳優を引退されてたのね」
「最近お見かけしないと思ったら」
とファンから驚きの声が上がった。
また、東京芸術劇場の公式アカウントは同日、「ご冥福をお祈りいたします」と追悼。ロックバンド「BOØWY」の元ドラマー、高橋まことさんも「ボウイのベルリンでの録音の裏話、佐久間(正英)さんが根津さんのアルバムをベルリンでやった事からの繋がりでした。安らかに」とツイートした。