医師が選ぶ「2016年の医療ニュース」 「大口病院事件」より注目されたのは

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   医師専用コミュニティーサイト「Medpeer(メドピア)」を運営するメドピアは2016年12月26日、医師を対象にした「2016年で最も注目した医学・医療界のニュース」についてのアンケート結果を発表した。

   3位は「大口病院事件」、2位はオプジーボなどの高額薬剤問題、1位は新専門医制度をめぐる混乱だった。調査は11月30日~12月6日、メドピア会員医師4378人に実施した。

  • 4378人の医師が回答した「2016年、最も注目した医学・医療界のニュース」ランキング(医師専用コミュニティサイト「MedPeer」調べ)
    4378人の医師が回答した「2016年、最も注目した医学・医療界のニュース」ランキング(医師専用コミュニティサイト「MedPeer」調べ)
  • 4378人の医師が回答した「2016年、最も注目した医学・医療界のニュース」ランキング(医師専用コミュニティサイト「MedPeer」調べ)

4位は大隅氏ノーベル賞受賞

   1位の「新専門医制度で混乱、2018年度に延期へ」は全体の25%(1083人)が挙げた。現在は内科や外科といった学会別に認定する専門医の資格を、第三者機関が統一の基準で認定するよう変更する「新専門医制度」は当初17年度から導入予定とされていたが、制度設計に検討が必要とされ、18年度に延期された。

   2位「オプジーボなど『高額薬剤問題』急浮上」は23%(1008人)、3位「謎の中毒死、大口病院事件」は13%(556人)が挙げた。

   トップ10の中には他に、4位「『オートファジー』大隅氏にノーベル賞」(11%、499人)、6位「熊本地震など、全国から災害医療支援」(3%、145人)、9位「医師需給、2040年に1.8万人過剰に」(2%、104人)などがある。

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