与党「非主流派」が離党、潘氏擁立に動く
12月27日には与党「セヌリ党」の中で朴槿恵大統領と距離を置く非主流派議員29人が離党を宣言し、翌月にも新党「改革保守新党」(仮称)を立ち上げる。この新党は潘氏の擁立を目指すという。この新党は潘氏にとっては支持母体になり得る存在で、日韓合意支持のスタンスを覆すように迫られる可能性もありそうだ。
菅義偉官房長官は12月27日の定例会見で、
「日韓それぞれが責任を持って実行していく、このことがきわめて重要だと思う。引き続いて合意の着実な実施のために韓国政府と連携していきたい。内政の件については、我が国政府としてコメントすることは控えたい」
などと従来の政府見解を繰り返した。