辺野古への移設工事再開 約10か月ぶり

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   防衛省沖縄防衛局は2016年12月27日午後、米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の移設先である名護市辺野古沿岸部での工事を再開した。移設を巡る訴訟で政府と県がいったん和解した3月4日以来約10か月ぶりの再開で、資材置き場の整備などに着手した。当面は海上の立ち入り禁止区域を示すフロート(浮具)の設置作業などを中心に行い、本格的な埋めてて工事再開は年明けになる見通し。

   翁長雄志知事が26日に自らが出した辺野古周辺の埋め立て承認取り消しを撤回し、27日に沖縄防衛局に撤回を知らせる文書が届いたことで承認の効力が復活した。

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