ホームドアを原則2020年までに設置 国交省が方針、1日10万人以上の利用の駅で

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   国土交通省は2016年8月に都内の地下鉄駅で視覚障害のある男性がホームから転落して死亡した事故が起きたことを受け、新たな安全対策をまとめて12月22日に公表した。1日10万人以上が利用する駅については原則2020年度までに転落防止のホームドアを設置することなどの数値目標を示した。

   1日の利用者が10万人以上の駅は2016年3月時点で260駅あり、そのうちホームドアが設置されているのは82駅に留まる。未設置の駅のうち、整備条件が整っている約60駅については2020年度までにホームドアを設置するとした。ホーム幅が不足しているなどの理由で従来の横開き式のホームドア設置が難しい約100駅については、2021年度をめどに新型ドアの設置を求める。

   1日1万人以上が利用する駅については、線路がホームのどちら側にあるかを識別するための点字ブロックを18年度までに設置することも盛り込んだ。

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