「八百屋さんで50円負けてもらえるメーク」――こんな斬新なタイトルが女性美容誌に登場し、インターネット上で話題を呼んでいる。
こちらは、「美ST」2017年2月号(16年12月17日発売)に掲載されたもの。サブタイトルは「湘南奥様のあいだで流行中!私のキレイがまさかの節約に」だ。あるツイッターユーザーが紹介したことをきっかけに、驚きの声が続々と寄せられることとなった。
「切り口が斬新」「スーパーで大笑いしそうになった」
誌面では40代の「湘南奥様」4人が、八百屋でメーク効果を感じたエピソードを披露している。たとえば「ツヤ肌」に仕上げていった女性は「フレッシュな肌のお陰か端数はいいよ、と負けてくれた」と証言。15円得したという。眉を整えていったという女性は50円まけてもらったといい、「眉の重要性を再確認」したそうだ。
記事によれば「手抜き顔のお客さんにはサービス精神も起こらない」という。また女性側の心理としても、顔に自信が持てないとお店の人の前でコソコソしてしまうとのこと。その上で、奥様一同には「ほんのりピンク」のナチュラルメークを提案している。
記事はWeb版でも公開されている。これをあるツイッターユーザーが「今月号の特集ヤバい」として紹介したところ、注目を集め、
「切り口が斬新」
「スーパーで大笑いしそうになった」
「ハハハ、ついに対象が八百屋になったわ」
といった声がいくつも上がった。
メーク本で八百屋をテーマにするミスマッチ感、さらに「湘南奥様」というハイソなイメージと「50円お得」という生活感に溢れた内容のチグハグ感が一種の笑いを誘ったようだ。