自転車で買い物に行けば一石二鳥
田中舘さんの買い物の仕方にも「太ルーティン」が隠れていた。
(1) カートを使う。カゴの中身を埋めようと、たくさんのものを買ってしまいがちになる。
(2) 野菜売り場にいる時間が短い。田中舘さんは野菜売り場にいたのが1分36秒だったのに対し、肉売り場には3分18秒、お菓子売り場には4分6秒滞在していた。
(3) 特売品や割り引きの食品を多く買う。安いからという理由で不要な買い物をしてしまう。
(4) スーパーの滞在時間が長い。
「やせる買い物」に変えるには、
(1)カートを使わない。小さいカゴや素手で買い物をすると、買い過ぎの防止になる。
(2)必要な食品をメモし、さらに売り場順に書き直す。最短ルートでスーパーを回れ、余計なものを買わずにすむ。
(3)カロリーが低いものを選ぶ。
豚肉の場合、バラ肉をヒレ肉に変えるとカロリーが約4分の1に抑えられる。調味料は小分けパックのものを買って使いすぎを防ぐ。スイーツはシュークリームやケーキをゼリーやようかんに変えればカロリーを減らせる。
さらに片山氏から「極力車で行かない」とのアドバイスも。
車で買い物に行くとつい買い溜めしてしまうので、できれば徒歩や自転車にする。特に自転車で行くと前カゴに入る分しか買わなくなるので、こまめに買い物するようになり、運動習慣にもつながる。
空腹時に買い物に行かないのも重要だ。お腹が空いていると好きなものや高カロリーな食材を買ってしまいがちなので、満腹時に計画的な買い物をするよう心がけよう。